君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ

 

自分の感じたことを残しおこうと思います。気分を害すると思うので無理だと思ったら即座にプラウザを閉じてください。読むのは自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜーんぶ悪い夢だったらいいのになって思った。誰でもいいからこんな夢、早く覚ましてほしい。未だに何が正しくて何が正しくないかなんて分からないけど。まさかこんなに大きな事になるなんて思ってなかった。きっと人それぞれにアイドルの理想像があって、もしかしたらその理想を壊された、裏切られたって思ってる人もいるのかもしれないけど、私は該当担じゃないからきっとどれだけ考えたって気持ちは分からないし、該当担の人からしたらそんなの分かられて堪るかって感じだと思うんだけど、少なくとも私にはプロ意識が欠如してるとかそんなの一ミリだって感じたことないし、ステージの上で手を抜いてるとか見たことないんだけどなって思った。アイドルとして表の世界であるステージの上に立ってキラキラ輝いている姿を見せてくれれば十分だから。アイドルに求めるものはオタクの数だけあって違うと思うので、だからそれで良い。でもきっと自分が同じ立場に立ったらそんな綺麗事なんて言ってられないんだろうな。幸いにも、この秋に5人で帝劇の舞台に立つ姿を見る事が出来た。ステージに立つふたりは心做しか元気が無いように見えて、それでも最後のショータイムで手を取り合って顔を見合わせながらくるくる回る5人が好きだと思った。優斗くんが握るこの手を絶対に離さないでほしいって思った。この5人がいいって思ったのも確かだった。きっとまた時間が経てば元通りになるよって信じてた。

でもそんな事言ってられないような状況になってしまった。決まっていた雑誌の表紙が別のグループに変更になった。悔しいを通り越して、胸騒ぎしかしなかった。その翌日、休憩時間にスマホを開けば「5人のドリボ見れて良かったよ」って一緒に入った子からLINEが来てて、まさかと思って震える手でツイッターを開いたら「年内活動自粛」の文字がそこにはあった。一気に崖の底に叩き落とされたみたいだった。職場のロッカーで泣いた。ふたりのこと、ほんとうに馬鹿だなぁ、って思ったけどやっぱり嫌いになんかなれないし、どうしようもなくて、同じ日にデビュー組の方のシングルが発売されることが決まったけど、全然それどころじゃないんだけど、って気が気じゃなかった。完全に傍観者になっていた自分と、他人事じゃなくなっている自分がいることに気づいた。今年の夏に「この指とまれ!」って人指し指を出した優斗くんの手にとまりたいって思って担当にすることを決めたけど、あんなに決心出来なかったのに、絶対に絶対にこの手を離したくないって思った。こんな事が無いとちゃんと気付かないの、馬鹿だなぁ。

 

もし未成年のふたりが芸能活動を自粛する事で世間の声から守られるのだとしたら、残された3人はどうなるの?グループの名前を背負って活動していかないといけないのは結局は残された側だ。3人のこともちゃんと守ってほしい。思ってた以上にグループ名が世間の人達に知られてしまったらしい。それも良い意味じゃなくて、悪い意味で。Jr.に興味が無いような子だって知っていた。報道されるってそういう事だから。ボタン1つ押すだけでこんなに沢山の人達を巻き込んでしまう、怖い世の中だ。同時にふたりがHiHi Jetsに戻って来るのを「ずっと待ってるよ」って言うのも酷だと思った。だって待つ為には、残された3人がグループを守り続けないといけないってことだから。優斗くんが個人ページで謝罪をした事だって、本当は嫌だった。最年長だから仕方の無い事かもしれないって、仕方の無いって何だ、全然そんなこと無い。

今の社長がジェッツの事を気に入ってるかどうかなんて大体想像出来るけど、「今自分たちに与えられた環境でやらせていただけることを全力で頑張る」って事は、目に見えて無くなってしまった仕事の他にも、これから決まっていた仕事が無くなった事だって少なからずあったのかもしれなくて。なんで3人は与えられた環境だけで、狭い縛られたような世界で頑張らないといけないの?こんな事があって世間からマイナスイメージを付けられたグループにプロモーション動画でスポンサーに付いてくれる企業はある?また子供向けアニメのタイアップ曲は貰える?大好きな野球を辞めて、この道を選んだことは間違ってなかった、って優斗くんのこれからの道を阻む障害になってしまうかもしれないこと、それが何よりも怖い。あんなにも大事に大事に育ててきた気持ちや決意はこんなにも簡単に壊れてしまうの?大学に行かずに芸の道に進むことを決めた瑞稀くんの将来は?猪狩くんのローラースケートが1番輝くHiHi Jetsという場所を奪ってしまうの?人気も名声も仕事も全部全部元通りにしてほしい。返してほしい。 時間を巻き戻してほしい。考えるのはそんな事ばっかり。なんでこんな事になっちゃったんだろう。

 

9月13日、帝劇に足を運んだ、ドリボを見に。HiHi Jetsのお手紙BOXには溢れそうなくらいの沢山の手紙が入っていた。席に座ると作間くんと橋本くんの話を隣に座ってたデビュー組のオタクたちが話していた。私の他にも近くにジェッツのオタク居ただろうけど、遠慮なんてまるで無かった。そうやって何にも知らない人に土足で大事なものに踏み込まれたのが腹立たしかった。何にも出来なかったけど。幕が上がった時の優斗くんの表情、前と違うと思った。泣きそうになった。ずっと泣いてた。HiHi Jetsは3人だった。みんなに劇場のステージは狭いって散々思ってたけど、3人だとステージがだだっ広くて寂しかった。3人のHiHi Jetsを見ると喪失感が強くて、双眼鏡で優斗くんだけ覗いていた。そうしたら3人のHiHi Jetsを見なくていいから。かわいくて大好きだったシャルドネオン、「何も考えずに楽しむ事が出来たな!」ってミズキの言葉にまた泣いてしまった。これは物語の中での話で、ミズキは瑞稀くんじゃないのにね。DREAM BOYS、夢を追いかける少年たちの話、あまりにも酷だと思った。「自分の夢を必死で追い求める気持ちは、僕も今、HiHi Jetsとして夢を掴もうと頑張っている最中なので、よくわかります。」ってパンフレットの優斗くんのページを開くたびに、これからどうなっちゃうんだろうかって怖くなる。夢は夢のままで終わるのかな、って終わらせないでよって。

 

ショータイムの幕が上がって袖から出て来た優斗くん、目力もダンスも何もかも、力強くてびっくりした。楽しいって感情が抑えきれずに身体中から溢れ出て、ニコニコニコニコ、私の大好きな優斗くんがステージの上にいた。センターに立った時に衣装後ろの裾をはためかせてたのなんて本当に王子様みたいだったよ。ステージの上で見せてくれた姿が答えだと思うので安心した。そもそも答えなんて無くて、こちら側が勝手に見出そうとしてるだけなんだけど。優斗くんが観客側に見せたいって思ってる姿が、私があの時に帝劇で見たものであるのなら、もしそうなら、もう何も言えないなと思った。あんなにモヤモヤしていたのに一瞬で、全部吹き飛んでしまった。分厚い雲で覆われた真っ暗な空模様に一筋の眩しくて強い太陽の光が一筋差し込んでそこから雲を一瞬で吹き飛ばして消し去ってしまったみたいだった。まだ不意に鬱になるし眠れないなって時もあるけど、HiHi Jetsとしてステージに立っている3人をちゃんと自分の目で見れて良かったと思う。〝僕らはDREAM BOYS 恐れることなどないから〟の通り、少なくともあのステージに立っていた瞬間、恐れるものなんてひとつもみんなの瞳の中には映ってなかった。大好きだった手を取り合ってみんなでクルクル回転するところ、3人だから前よりも早く回らなくちゃいけなくて、笑いながら高速回転していて愛おしかったな。

 

HiHi Jetsがあまりにも5人でいることを何度も唱えてくれたので忘れていた。そうだった、Jr.は個人戦なんだったね。5人のこと、本当に大好きだけど、私の1番は優斗くんなので、これからの道は優斗くんが進みたいっていう方に進んでほしいなと思う。優斗くんがもし、HiHi Jetsっていうグループを失ってほしくないと思うなら私も失ってほしくないし、全力で守りたいって思う。優斗くんがもういいって思うならグループに固執することはしないでいたい。ただ、優斗くんが選んだ答えの先にHiHi Jetsっていうグループが、おなじ5人がいればいいなって思ってしまう。そんなに箱推しだったんだねって言われたけど、そうだね、私、HiHi Jetsのことめちゃくちゃ好きだよ。